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歯ブラシ説明書って知っていますか?歯科医院オリジナル予防ツールのすすめ

2021.01.25

歯ブラシをなんとなく販売している歯科医院は多いですが、歯ブラシが毎日のように売れるという歯科医院は少ないです。
むしろ、おいているだけで、全く売れない月の方が圧倒的に多いという歯科医院も多いのではないでしょうか。
そこで今回は歯科医院オリジナル予防ツールとしても使っていきたい歯ブラシ説明書についてご紹介していきます。

1.なぜあなたの歯科医院ではその歯ブラシを取り扱っているのか?

着色汚れを除去するのに効果的な歯ブラシ、歯周病予防にオススメの歯ブラシ、子供の虫歯予防にオススメの歯ブラシなど、歯ブラシといっても様々な種類があります。
また、同じ歯周病予防歯ブラシでも、メーカーによって歯ブラシの形状が異なっています。

様々な種類の歯ブラシがある中で、どうしてあなたの歯科医院ではその歯ブラシを取り扱ったのでしょうか?
その考えを歯磨きの説明書に記載することで、薬局で買う歯ブラシよりも高い価値が付きます。

歯科医院でどうしてわざわざ歯ブラシを買うのか、その価値を患者さんに知ってもらうことは非常に重要です。

薬局やスーパーだけでなく、インターネットショッピングでも歯ブラシが買える時代です。
だからこそ、どうしてあなたはその歯ブラシを選び、歯科医院に置いているのか、ぜひ改めて思い出してください。
そしてその理由を患者さん、またスタッフに知ってもらうための歯科医院オリジナル予防ツールを作ることで、歯ブラシの価値が上がります。

2.説明書を渡すだけで歯ブラシが歯科医院の人気商品になる

歯科医院オリジナル予防ツールとして、歯ブラシの説明書を作りましょう。
作って、スタッフ、患者さんに周知させることで、歯ブラシは歯科医院の人気商品になります。

どうして商品が売れないのか、そしてどうして売れるようになるのか、それは認知度の差です。
一般的によく売れている商品は、テレビコマーシャルで宣伝されていたり、チラシなどで商品が宣伝されています。

人は知らないものは買いません。
ですが、少しでも知っているものには興味がわき、購入につながります。

先生の歯科医院で取り扱っている歯ブラシが売れないのは、その歯ブラシを買うことでどんなメリットがあるのかを知らないからです。
ですから、歯ブラシ説明書を作成し、患者さんにお渡しすることで、患者さんは歯ブラシのことを知り、メリットを感じれば購入してくれます。

しかも、歯科医院に来院されている患者さんは予防意識が高い方、もしくは今現在、歯のことで悩んでいる方です。
歯科医院に来ていない方よりも、歯ブラシに興味を持ちやすいのです。
ですから、歯ブラシ説明書を作成し、歯ブラシのメリットを知ってもらいましょう。
歯ブラシ説明書で認知度を上げるだけで歯ブラシは歯科医院の人気商品になるのです。

3.オリジナル予防ツールで歯科衛生士のTBIも向上する

オリジナル予防ツール、歯ブラシ説明書で歯科衛生士のTBIは劇的に向上します。
実はTBIは歯科衛生士の間で差がつきやすいテクニックです。

TBIが上手い歯科衛生士は患者さんにあった歯の磨き方を説明するだけでなく、どんな歯ブラシを使って磨けばよりプラーク除去効果が高いかまで説明します。
しかし、TBIがあまり得意ではない歯科衛生士の場合、なんとなく磨き方を指導してしまうだけです。しかし、歯ブラシ説明書を作って、それを使って歯科医衛生士にTBIをしてもらえば、TBIのレベルを一定以上に向上させることができます。

歯ブラシのメリットと使い方を患者さんに伝えることができれば、患者さんのプラーク除去効果を上げることができ、患者さんの歯の健康面でもプラスになります。

ぜひ歯科医衛生士のTBIのレベルが気になる、という先生もオリジナル予防ツールを作ってみるといいでしょう。

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