安定した医院経営を行っていくにあたっては、新患を継続的に獲得する必要があります。
口コミや看板、地域広報誌など、新患の獲得方法は様々ですが、近年では多くの人がスマートフォンで病院を調べて口コミを見てから来院します。
今回は、グーグル口コミを活用し、新患数を増やす方法に付いてお伝えします。
▲多く患者さんはグーグル口コミをみて来院する
現在では、多くの人がグーグルマップで病院の情報を確認し、口コミを見てから来院します。
街を歩いていて近くの病院になんとなく行ってみるということはありません。
歯が痛くなるなど、お口になんらかの問題を抱えた人はスマートフォンで検索します。
検索に出てきたものから近くの医院を確認し、医院位置や診療時間の情報などを確認し、自分が行くかどうかを決めます。
その際に、口コミが表示されている場合はその内容を確認し、あまりにもマイナスな評価が多い場合には他の医院にしてしまうかもしれません。
医院を決める要因はその人によって変わりますが、グーグル口コミは病院選びに置いて重要な情報の一つです。
▲新患数を増やすにはグーグル口コミを活用する必要がある
新患の多くはグーグル口コミを参考にするので、新患数を増やすためにはグーグル口コミを活用する必要があります。
活用するために行うことは「グーグル口コミを増やす」「口コミに対して返信をする」の2つです。
・グーグル口コミを増やす
グーグル口コミを増やすためには、患者さんに口コミをお願いする必要があります。
良い治療を行っていれば自然と口コミが増える、と思うかもしれませんが、基本的にお願いしないと増えません。
また、口コミを増やしてくれる業者がいるのですが、あきらかに不自然な口コミで水増ししていると見ている側にもわかってしまうので避けましょう。
・口コミに対して返信をする
こまめに口コミを確認し、返信をするようにしましょう。
ネガティブな内容に対しては反論したくなる場合もありますが、丁寧なコメントを意識するようにしましょう。
▲口コミを増やすためには直接患者さんにお願いする事が大切
実際に運用するとわかりますが、口コミはなかなか増えるものではありません。
口コミを書いてもらうにはどのようにすれば良いのでしょうか。
答えは、一つで、直接患者さんにお願いすることです。
特に院長自らが直接口コミをお願いすることが大切です。
口コミのやり方を説明し、QRコードからコメントできるリーフレットなどを渡すのも効果的です。
▲初診と治療が完了したタイミングが狙い目
口コミを書くタイミングは初診と治療が完了したタイミングです。
治療中や定期検診中の方は、診療時や会計時のトラブルなど、よっぽどのことがなければ口コミを書くことはありません。
・初診
初診で来院した患者さんは、自分が選んだ選択が正しかったのかを判断します。
主訴をしっかりと把握、抱えている不安を解消して帰っていただくことが重要です。
初診はやることが多いのですが、応急処置はしっかりと行いましょう。
初診で患者さんを満足させることで口コミを書いてもらえる可能性はあがります。
・治療完了時
治療完了時は、患者さんの満足度が高いタイミングです。
可能であれば、治療前の状態を振り返る時間を設け、口コミを書いてもらうように頼みましょう。
治療完了時は、リコールにつなげることも重要ですが、口コミを獲得するチャンスでもあります。
▲まとめ
グーグル口コミを活用し新患数をアップする方法についてお伝えしてきました。
患者さんに口コミをお願いして口コミ数を増やし、頂いた口コミには誠意をもって返信をする。
最初は、慣れないかもしれませんが、広告宣伝費がかかるわけではないので積極的に行うことをおすすめします。
歯科医師 K.A.